4人の女性

役に活かす

たての稽古

役者になれば様々な職業など、色々な人になりきり、その人の人生の中で生きることができます。自分とは違う職業や感覚を持った人になりきらなければいけないということです。 役者が演じるその役柄は、生まれ育った環境や、関わる人、経験など実に幅が広く、多種多様です。 役の種類の幅も広ければ、演じる場面も実に幅広く、その役の心情や行動を想像し、理解できるかどうか、そしてそれを表現できるかは、非常に難しい課題になってきます。 そのような場面にどのように対応していくか、どこまで役になりきれるか、それが役者といて活躍できるどうかに関わってきます。 実際には何が必要なのでしょう? 台本などから心情を感じ取る読解力、さらになりきるための想像力、そしてそれを演技として表す表現力、演技力などではないでしょうか。 表現力など演技については、養成所などで学ぶ事や何度も練習する事で身につくでしょう。 しかし、役の気持ちを感じ、想像し理解する力は授業では学べません。大きく影響を与えるのは、あなたのこれまでの経験です。 例えば…ずっと実家暮らしだった人が一人暮らしの苦労や、楽しみが分かるでしょうか?想像はしてみるけれど、実際のところは分からないのでふわっとしたものになるでしょう。まだ自分に近い環境で想像ができるものならいいですが、例えば殺人者など到底ありえないような場面や人生の想像ができるでしょうか?難しいですよね。 まず経験できることは、どんな些細な事であっても経験しておき、その他簡単に経験ができないような事については当人からの話を聞いたり、近い作品を見るなど触れ、情報収集することが必要です。 どんな役をすることになるか分からないのですから、あなたの経験地や知識の豊富さが役作りを助けるのです。